PriGym | 【池袋】パーソナルジム
【科学的に解説】MCTオイルの効果は本当?ダイエットへの影響と正しい使い方、副作用まで
「コーヒーに入れるだけで痩せるって聞いたけど、本当かな?」「最近、物忘れが気になって…。MCTオイルが脳に良いって本当?」
そんな疑問や期待をお持ちではありませんか?この記事では、巷で話題のMCTオイルについて、2025年10月25日時点の最新の科学研究に基づき、その効果の真実と、賢い付き合い方を科学的な視点から分かりやすく解説します。
30秒でわかる!この記事の要点まとめ 📝
- 「飲むだけで痩せる」は誤解です: ダイエット効果は、数ヶ月間、食事の油をMCTオイルに置き換えた場合に「体重が-1.5%程度多く減少する」という限定的なもので、あくまで食生活改善の補助です[1]。
- 賢い使い方: 必ず小さじ1杯程度(約5g)から始めましょう。コーヒーや味噌汁、サラダなど加熱しない料理に混ぜるのが基本です[13]。
- 最大の注意点: 一度に摂りすぎると下痢や腹痛の原因になります。用量依存なので、少量から段階的に増やし、1回量は15–20gを上限目安にするのが無難です[13,16]。血中脂質への影響は限定的ですが(中性脂肪がわずかに上昇する可能性あり[12])、肝臓に疾患のある方や糖尿病の方、妊娠・授乳中の方は、自己判断で摂取せず必ず医師に相談してください。
この記事を読むことで、あなたはこう変わります ✨
- MCTオイルと普通の油(長鎖脂肪酸)の科学的な違い
- ダイエットや認知機能に関する最新の研究成果(期待できる効果とその限界)
- 副作用を避けるための安全な使い方と摂取量の目安
- C8、C10といったMCTオイルの種類の選び方
- 巷で言われる「MCTオイルを飲むだけで痩せる」が本当かどうか
MCTオイルとは?普通の油と何が違うの? 🤔
MCTオイルの「MCT」とは、Medium Chain Triglycerideの略で、日本語では「中鎖脂肪酸」と呼ばれます。ココナッツやパーム核油などに含まれる天然の成分です。
この構造の違いが、体内での消化・吸収のスピードに大きな差を生みます。MCTは小腸から吸収されると、門脈を通って直接肝臓に運ばれ、非常に効率よくエネルギーになります。特に、ブドウ糖が不足した際に脳の代替エネルギーとなる「ケトン体」(脳にとっての“非常用電源”のようなもの)の生成を強力に促すことが知られています[13,14]。
この章のポイント
- MCTオイルは「中鎖脂肪酸」のことで、一般的な油より消化・吸収が速い。
- 直接肝臓に運ばれて効率よくエネルギーになり、ケトン体の生成を促す。
- MCTの中でも特にC8(カプリル酸)は、C10よりケトン体を効率よく、かつ強く作ることが報告されている[14]。
MCTオイルに期待される効果とは?目的別に科学的根拠を解説 🔬
MCTオイルに期待される効果について、信頼性の高い最新の研究報告を見ていきましょう。
MCTオイルのダイエット効果と体重管理への影響
「MCTオイルは痩せる」という主張の科学的根拠は、より新しいものにアップデートされています。
2024年に発表された最新のメタ分析[1]によると、「食事に含まれる長鎖脂肪酸(LCT)をMCTに置き換えた場合、体重が平均で-1.53%多く有意に減少した」と結論づけられています。これは、数ヶ月単位の継続的な置き換えによる結果で、体重70kgの人なら約-1.07kg、60kgの人なら約-0.92kgの差に相当します。📉
さらに、2022年の日本の研究[3]では、1日にわずか2gのMCTオイルを2週間摂取するだけで、体内の脂肪が燃焼しやすくなることが示唆されました。🔥
ただし、これらの研究は一貫して「他の油との置き換え」が前提です。例えば、普段サラダにかけているドレッシングのオリーブオイル大さじ1杯のうち、小さじ1杯をMCTオイルに置き換える、といった工夫が研究に近い形です。「MCTオイルを飲むだけで痩せる」という単純な因果関係は、最新の研究でも支持されていない点に注意が必要です。
普段の食事の油をMCTオイルに置き換えることで、数ヶ月単位でわずかな体重減少をサポートする可能性が報告されています。
MCTオイルは脳の認知機能をサポートする? 🧠
脳の代替エネルギー源としてのMCTの役割に注目が集まり、特に認知機能に関する研究が活発に行われています。
軽度認知障害(MCI)の方を対象とした研究では、肯定的な結果が複数報告されています。2021年の研究[5]では、MCT飲料を6ヶ月間摂取したグループで記憶力や遂行機能の改善が見られました。さらに、2025年に発表された12ヶ月の無作為化比較試験[6]では、MCTオイル(単独24g/日)とDHA、両者の併用の比較で、併用群で最も効果が大きく、MCI高齢者の認知機能が有意に改善したと報告されています。
一方、すでに進行したアルツハイマー病(AD)に対する効果は、まだ議論が分かれています。大規模試験[7]では主要評価項目の改善は確認されませんでしたが、小規模試験や複数研究の統合解析[8,9]では、一部で認知機能の改善に有益である可能性が示唆されており、有効性は一貫しておらず、さらなる検証が必要です。
軽度認知障害(MCI)の段階では認知機能への良い影響が期待されていますが、進行したアルツハイマー病への効果はまだ限定的です。
MCTオイルによる運動パフォーマンス向上効果 🏃♀️
MCTオイルが運動能力を高めるか(エルゴジェニック効果)についてはどうでしょうか。
2022年の最新のシステマティックレビュー[10]によれば、MCTオイルやケトジェニックダイエットが、持久系アスリートのパフォーマンスを一貫して向上させるという明確な証拠はない、と結論づけられています。
ただし、異なる対象者では別の可能性も示唆されています。2023年の研究[11]では、中高年が有酸素運動とMCTオイルを組み合わせることで、筋力や身体機能の維持・向上に寄与したと報告されています。
この章のポイント
- ダイエット効果: 他の油との「置き換え」を数ヶ月続けることで、-1.5%程度のわずかな体重減少が期待できるが、「飲むだけで痩せる」わけではない。
- 脳機能への効果: MCIに対するポジティブな研究結果が増えているが、アルツハイマー病への効果はまだ確立されていない。
* 運動への効果: アスリートの競技成績を向上させる明確な証拠はなく、中高年の機能維持など、異なる文脈での可能性が研究されている。
MCTオイルの安全な使い方|副作用・摂取量と注意点 🛡️
MCTオイルの始め方:1週間スタータープランと簡単レシピ
MCTオイルを安全かつ効果的に始めるには、体を慣らしながら少しずつ試すことが何よりも重要です。具体的なプランとレシピで、今日から始めてみましょう。
🔰 1週間スタータープラン(例)
- Day 1〜3:体を慣らす期間
- 朝のコーヒーまたは紅茶に小さじ1杯(約5g)を混ぜてみましょう。☕
- お腹が少し張る、便が緩くなるなどの変化があれば、量を半分にするか、1日おきに試してください。
- Day 4〜5:少しステップアップ
- 朝のコーヒーに小さじ1杯に加え、昼のサラダに小さじ1杯(合計 約10g/日)を試してみましょう。🥗
- Day 6〜7:習慣化のヒント
- 体調が良ければ、朝のコーヒー(小さじ1杯)と夕食の味噌汁や冷奴(小さじ1杯)など、生活リズムに合わせて取り入れます(合計 約10g/日)。🍲
重要:これは「追加」ではなく「置き換え」です 🔄MCTオイルは1gあたり約9kcalのエネルギー(脂質)です。普段の食事で使っているバターやドレッシングの油などを、MCTオイルに差し替える意識を持ちましょう。単純に追加するとカロリーオーバーの原因になります。
🍳 超簡単!加熱しないMCTオイルレシピ3選
- MCTパワフルヨーグルト
プレーンヨーグルト(150g)に、MCTオイル小さじ1杯、お好みではちみつやフルーツを混ぜるだけ。朝食や間食に。🍓 - 和風MCT冷奴
絹豆腐(150g)に、醤油を数滴たらし、MCTオイル小さじ1杯を回しかけます。刻みネギや生姜を添えれば立派な一品に。 - ツナとアボカドのMCTサラダ
カット野菜(1皿分)に、ツナ水煮缶(1/2缶)、アボカド(1/4個)を乗せ、ポン酢とMCTオイル小さじ1杯を混ぜたドレッシングをかけるだけ。🥑
⚠️ やりがちなNG例
- 空腹時にいきなり大さじ1杯を飲む: 胃腸への刺激が強く、腹痛や下痢の原因になりやすいです。
- 炒め物や揚げ物に使う: 加熱により分解・揮発性成分の生成が進むため、高温調理には向きません。加熱しない使い方が基本です[15]。
- カロリーを考えずに追加する: ダイエット目的のはずが、カロリー過多で逆効果になることがあります。
目的別|MCTオイル摂取のおすすめタイミング ⏰
「いつ飲むか」は、ご自身の目的と生活リズムに合わせるのが最適です。
- 朝、集中力を高めたい時に
素早く脳のエネルギーになるケトン体の生成を促すため、朝のコーヒーや紅茶、スムージーに混ぜるのは最も人気の使い方です。一日の活動をシャープに始めたい方におすすめです。 - 運動前のエネルギー補給として
消化吸収が速いため、トレーニングの30分〜1時間前に摂取することで、活動中のエネルギー源として利用できる可能性があります。ただし、持久系パフォーマンスを一貫して向上させる証拠はなく[10]、運動目的での利用は中高年の機能維持など[11]、別の文脈で検討されています。 - 日中の空腹対策・間食の置き換えに
MCTオイルは満腹感のサポートが期待できるため、午後にお腹が空いた時、お菓子に手を伸ばす代わりにMCTオイル入りの飲み物(ハーブティーなど)を試すのも一つの方法です。
副作用は?お腹が痛くなるって本当? 😟
はい、その可能性があります。MCTオイルは一度にたくさん摂りすぎると、浸透圧性の下痢や腹痛、吐き気などの消化器症状を引き起こすことがあります[16]。これは用量依存的な副作用であり、必ず少量(5g程度)から開始し、1回量は15–20gを上限目安として様子を見ながら段階的に調整しましょう[13]。
血中脂質への影響は? 🩸
2021年のメタ分析[12]によると、MCTオイルの摂取は、善玉(HDL)・悪玉(LDL)コレステロールや総コレステロールには有意な影響を与えない一方で、中性脂肪(TG)をわずかに上昇させる(平均+0.14 mmol/L)ことが示されています。
ただし、これはあくまで平均的な傾向であり、2024年の別のメタ解析[1]では、対象者(肥満/過体重)や比較対象の油(LCT)によっては、中性脂肪(TG)の低下やインスリン抵抗性(HOMA-IR)の改善が報告されるなど、対象集団や比較油種によって影響の方向性が異なる可能性も示唆されています。
脂質異常症などで治療中の方は、上記を踏まえ、事前に医師に相談することをお勧めします。
MCTオイルの摂取に注意が必要な人 ⚠️
ご自身の健康状態を正しく理解し、安全にMCTオイルを試すために、以下のチェックリストをご活用ください。
まずはチェック!MCTオイル開始前に医師への相談を推奨する方
□ 糖尿病の治療中(特に1型糖尿病の方、SGLT2阻害薬を使用中の方)
□ 肝臓の機能に異常を指摘されたことがある(肝硬変、肝炎など)
□ 脂質異常症(高脂血症)で治療中である
□ 現在、妊娠中または授乳中である
□ もともと胃腸が弱く、下痢をしやすい体質である
始めてからの「体調観察カード」(2週間の記録を推奨)
- 開始日: YYYY年MM月DD日
- 摂取量: (例:朝コーヒーに小さじ1杯 5g)
- 便の状態: (例:普通、やや緩い、下痢)
- 腹痛の有無: (例:なし、少し痛む)
- 空腹感の変化: (例:間食が減った、変化なし)
- 体重(週に1〜2回測定):
※もし2週間経っても軟便が続く、または体重が増加傾向にある場合は、摂取量を元に戻すか、一度中止して専門家にご相談ください。
C8?C10?MCTオイルの種類の選び方 🧐
MCTオイルは、含まれる中鎖脂肪酸の種類によって特徴が異なります。目的に合わせて選びましょう。
| 種類 | 主な脂肪酸 | 特徴 | こんな人におすすめ |
|---|---|---|---|
| C8オイル | C8(カプリル酸) | ケトン体の生成スピードが最も速い[14]。価格は高め。 | より効率的にケトン体をエネルギーとして使いたい方 |
| C10オイル | C10(カプリン酸) | C8より穏やかに作用[14]。 | C8が強すぎると感じる方 |
| ブレンド | C8 と C10 | バランスが良く、一般的。価格も手頃なものが多い。 | 初めてMCTオイルを試す方 |
MCTオイルに関するよくある質問(FAQ) ❓
Q: MCTオイルを飲むだけで痩せる、というのは本当ですか?A: いいえ、その考えは誤解です。科学的根拠が示しているのは、あくまで「普通の油をMCTオイルに置き換えた場合に、わずかな体重減少の上乗せ効果が期待できる」というものです[1,2]。MCTオイルを食事に追加するだけでは、カロリーオーバーになり逆に太る可能性もあります。バランスの取れた食事と運動がダイエットの基本であることは変わりません。
Q: MCTオイルとココナッツオイルの違いとは?A: はい、異なります。ココナッツオイルにもMCTは含まれていますが(約60%)、その多くはC12(ラウリン酸)です(C12をMCTに分類するかは専門家の間でも議論があります)。市販の「MCTオイル」は、よりケトン体を効率的に作るC8やC10だけを抽出した、高純度なオイルと考えると分かりやすいでしょう。
Q: MCTオイルとバターコーヒーの関係は?A: MCTオイルは「バターコーヒー」を作るための材料の一つです。バターコーヒーは一般的に「コーヒー+グラスフェッドバター+MCTオイル」を混ぜて作られます。MCTオイル単体でコーヒーに入れるよりも、バターの脂質が加わるため、よりカロリーが高く、腹持ちが良いのが特徴です。
Q: 「ケトーシス」と危険な「ケトアシドーシス」はどう違うのですか?A: それは重要な点で、全く別の状態を指します。MCTオイルの摂取で起こるのは「栄養性ケトーシス」といい、血中のケトン体が緩やかに増え、エネルギーとして利用される生理的な状態です。一方で、危険なのは「糖尿病性ケトアシドーシス」で、インスリンが極端に不足した際にケトン体が異常に増え、血液が酸性に傾く病的な状態です。特に1型糖尿病の方や、SGLT2阻害薬という種類の薬を服用中の方は、自己判断での摂取は非常に危険なため、必ず主治医にご相談ください。
Q: MCTオイルは妊娠中や授乳中に摂取しても安全?A: 自己判断での摂取は避け、必ずかかりつけの医師に相談してください。 妊娠・授乳期は非常にデリケートな時期であり、この期間のMCTオイル摂取の安全性に関する質の高い研究は十分ではありません。
Q: MCTオイルは加熱調理に使えますか?A: 多くのメーカーは加熱調理を推奨していません。 MCTは加熱で分解しやすく、揮発性成分の生成も進むため[15], 一般的な炒め物や揚げ物などの高温調理には不向きです。加熱しない料理での使用が基本です。
まとめ:MCTオイルと賢く付き合うために ✅
MCTオイルは、素早くエネルギーになり、ケトン体の生成を促すというユニークな特性を持つ油です。ダイエットや認知機能へのサポートなど、いくつかの可能性が科学的に示唆されていますが、決して「飲むだけで健康になる魔法の油」ではありません。
その効果は限定的であること、そして副作用のリスクも理解した上で、ご自身の目的と体調に合わせて、食生活を豊かにするツールの一つとして賢く取り入れることが重要です。
覚えておきたい3つの原則
- 置き換えが基本: 「飲むだけ」で効果を期待するのではなく、普段の食事で使う油の一部と「置き換える」ことから始めましょう。
- 少量から慎重に: 副作用を避けるため、必ず小さじ1杯から身体を慣らし、体調をよく観察することが重要です。
- 安全が最優先: 持病のある方、妊娠・授乳中の方、その他健康に不安のある方は、自己判断で摂取せず、必ず事前に医師や管理栄養士に相談してください。
免責事項この記事は情報提供を目的としたものであり、医学的なアドバイスに代わるものではありません。持病のある方、妊娠中の方、その他健康に不安のある方は、MCTオイルを摂取する前に必ず医師や管理栄養士にご相談ください。
利益相反についてこの記事で引用している研究の中には、MCTオイル関連製品を製造・販売する企業からの資金提供を受けて実施されたものが一部含まれています。本記事は、それらの研究結果を中立的な立場で解釈し、読者の利益を最優先して執筆されています。
[1] He H, Liu K, Liu M, Yang A-J, Cheng K-W, Lu LW, et al. The impact of medium-chain triglycerides on weight loss and metabolic health in individuals with overweight or obesity: A systematic review and meta-analysis. Clinical Nutrition. 2024;43(8):1755–1768. https://doi.org/10.1016/j.clnu.2024.06.016
[2] St-Onge MP, Bosarge A. Weight-loss diet that includes consumption of medium-chain triacylglycerol oil leads to a greater rate of weight and fat mass loss than does olive oil. The American Journal of Clinical Nutrition. 2008;87(3):621–626. https://doi.org/10.1093/ajcn/87.3.621
[3] Tsujino S, Nosaka N, Sadamitsu S, Kato K. Effect of continuous ingestion of 2 g of medium-chain triglycerides on substrate metabolism during low-intensity physical activity: A randomized crossover trial. Nutrients. 2022;14(3):536. https://doi.org/10.3390/nu14030536
[4] Nosaka N, Suzuki H, Nagashima K, Honda K, Suemitsu H, Kato K, et al. Short-term ingestion of medium-chain triglycerides could enhance postprandial consumption of ingested fat in individuals with a BMI from 25 to <30: A randomized, double-blind, crossover study. Nutrients. 2022;14(20):4379. https://doi.org/10.3390/nu14204379
[5] Fortier M, Castellano C-A, Croteau E, Bocti C, Langlois F, St-Pierre V, et al. A ketogenic drink improves cognition in mild cognitive impairment: Results of a 6-month randomized controlled trial. Alzheimer’s & Dementia. 2021;17(3):543–552. https://doi.org/10.1002/alz.12206
[6] Duan Y, Yang T, Li C, Xu T, Zhu Z, Xu H, et al. Medium-chain triglycerides and DHA improve cognitive function in elderly with mild cognitive impairment: A 12-month randomized controlled trial. Journal of Affective Disorders. 2025;378:263–270. https://doi.org/10.1016/j.jad.2025.03.008
[7] Henderson ST, Vogel JL, Barr LJ, Garvin F, Jones JJ, Costantini LC. Study of the ketogenic agent AC-1204 in mild-to-moderate Alzheimer’s disease: A randomized, double-blind, placebo-controlled, multicenter trial. Journal of Alzheimer’s Disease. 2020;75(2):547–557. https://doi.org/10.3233/JAD-191302
[8] Sun L, Gan N, Xu F, Zhou X, Zhang H, Xiong L, et al. The effects of medium chain triglyceride for Alzheimer’s disease-related cognitive impairment: A systematic review and meta-analysis. Journal of Alzheimer’s Disease. 2023;94(2):441–456. https://doi.org/10.3233/JAD-230406
[9] Meer N, Fischer T. Medium-chain triglycerides (MCTs) for the symptomatic treatment of dementia-related diseases: A systematic review. Journal of Nutrition and Metabolism. 2024;2024:9672969. https://doi.org/10.1155/2024/9672969
[10] Chapman-Lopez TJ, Koh Y. The effects of medium-chain triglyceride oil supplementation on endurance performance and substrate utilization in healthy populations: A systematic review. Journal of Obesity & Metabolic Syndrome. 2022;31(3):217–229. https://doi.org/10.7570/jomes22028
[11] Kojima K, Ishikawa H, Watanabe S, Nosaka N, Mutoh T, et al. A randomized, double-blind, controlled trial assessing if medium-chain triglycerides in combination with moderate-intensity exercise increase muscle strength in healthy middle-aged and older adults. Nutrients. 2023;15(14):3275. https://doi.org/10.3390/nu15143275
[12] McKenzie KM, Lee CM, Mijatovic J, Mosalman Haghighi M, Skilton MR. Medium-chain triglyceride oil and blood lipids: A systematic review and meta-analysis of randomized trials. The Journal of Nutrition. 2021;151(10):2949–2956. https://doi.org/10.1093/jn/nxab220
[13] Lin TY, Liu HW, Hung TM. The ketogenic effect of medium-chain triacylglycerides. Frontiers in Nutrition. 2021;8:747284. https://doi.org/10.3389/fnut.2021.747284
[14] Vandenberghe C, St-Pierre V, Fortier M, Castellano C-A, Cuenoud B, Croteau E, et al. Medium chain triglycerides modulate the ketogenic effect of a metabolic switch. Frontiers in Nutrition. 2020;7:3. https://doi.org/10.3389/fnut.2020.00003
[15] Park SY, Lee S, Kim Y, Lim J. Physicochemical properties and volatile formation mechanism of medium-chain triacylglycerols during heating. Journal of Food Science. 2022;87(6):2616–2625. https://doi.org/10.1111/1750-3841.16162
[16] Kossoff EH, Zupec-Kania BA, Auvin S, Ballaban-Gil KR, Bergqvist AGC, Blackford R, et al. Optimal clinical management of children receiving dietary therapies for epilepsy: Updated recommendations of the International Ketogenic Diet Study Group. Epilepsia Open. 2018;3(2):175–192. https://doi.org/10.1002/epi4.12225
[17] 厚生労働省. 「日本人の食事摂取基準(2025年版)」策定検討会報告書(公表:2024年10月11日/最終更新:2025年3月25日). https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_44138.html
[18] Hoang TD, Hatfield JS, Nadolsky K, Bonsu O, Nath PV, Tuamokumo FO, et al. The effects of medium-chain triglyceride oil and butter on lipid profiles. Cureus. 2024;16(6):e62556. https://doi.org/10.7759/cureus.62556
[19] Neal EG, Chaffe H, Schwartz RH, Lawson MS, Edwards N, Fitzsimmons G, et al. A randomized trial of classical and medium-chain triglyceride ketogenic diets in the treatment of childhood epilepsy. Epilepsia. 2009;50(5):1109–1117. https://doi.org/10.1111/j.1528-1167.2008.01870.x
[20] Li H, Wang Y, Guo J, Zhang P, Xu Z, Peng K, et al. Efficacy and safety of modified medium-chain triglyceride ketogenic diet in patients with drug-resistant epilepsy. Acta Epileptologica. 2024;6:9. https://doi.org/10.1186/s42494-024-00150-x
[21] Huttenlocher PR. Ketonemia and seizures: Metabolic and anticonvulsant effects of two ketogenic diets in childhood epilepsy. Pediatric Research. 1976;10(5):536–540. https://doi.org/10.1203/00006450-197605000-00006
[22] 国立精神・神経医療研究センター(NCNP). ケトン食療法の患者さんへの導入(研修資料). 2021年8月1日. https://epilepsy-center.ncnp.go.jp/pdf/210801_document1_07_2.pdf
[23] Harvey CJD, Schofield GM, Williden M, McQuillan JA. The effect of medium chain triglycerides on time to nutritional ketosis and symptoms of keto-induction in healthy adults: A randomised controlled clinical trial. Journal of Nutrition and Metabolism. 2018;2018:2630565. https://doi.org/10.1155/2018/2630565
[24] 国民生活センター. 健康食品の危害(各種相談の件数や傾向). 2025年8月1日更新. https://www.kokusen.go.jp/soudan_topics/data/hf_harm.html
[25] 消費者庁. 景品表示法関連報道発表資料(2025年度). https://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/fair_labeling/release/
Description for this block. Use this space for describing your block. Any text will do. Description for this block. You can use this space for describing your block.

